Sunday, July 26, 2009

休止

時が流れるのが早い。初めてNUANCEというイベントをやり始めてからもう約九ヶ月ぐらいの月日が流れた。そこで得たものは多すぎた。自分が少なすぎたから得るもののほうが多かったのだろう。色々な人に会ったし、色々な音楽もリアルタイムで聴くことができた。ただまだ何かが足りないのだ。自分の中にぽっかりと穴が開いてしまった!!そこをインプットする為に一秒一秒を無駄にせず頑張っていきたいとおもいます。口だけになるかは自分次第なんだろう!!そのぐらいの気持ちをキープして息を長く続けていきます。イベントはしばらく休止しよう!!

Sunday, July 19, 2009

NUANCE VOL.5を終えて!!

7月18日(土)中目黒OVOにて自分のイベントNUANCE VOL.5を行った。序盤はmilktea 2ndがnujabesなどのジャジーな定番どころでお洒落な哀愁のある空間を作り上げた。その後にYOYUが続き、Jazzなどの黒いネタをコラージュするブレイクビーツに展開し、その次が自分の出番で今回もあらかじめシーケンスソフトで展開を組んだものをCDJで流してのLIVEだったのだが、そこでトラブルが発生してしまった。BGMとして流していた音響のチャンネルをフェーダーのAとB同時に割り振っていた事に気づかずにAにフェーダーをきったらBの音も同時に流れてしまった。それでもここで失敗という形にライブを進行したくないという思いから、アドリブで言葉を発しながら突然変異がLIVEなんだといわんばかりにところどころトリムをきって無音の部分とかでラップを際立たせようとしたが、途中歌詞が飛んだり本当に最悪なLIVEをしてしまった。もっと冷静な判断とミキサーの全機能を頭に叩きつける必要があると感じていい経験になりました。その後はDJ 幻の恋人がノイズ、DUBなどをうまくMIXしてクオリティーの高い空間を提供してくれた。彼は二回出番があったのだが、LIVEとLIVEの中間に凄いいい仕事をしていただいた。そしてTHE UTERUSSのライブが始まり、今回は3MCいるうちのソロ曲などもやり、それぞれが前に出る部分があったのが印象的だった。途中の言葉から感じ取れたのは、負けたくない俺らは俺らの色でやってやるというそういう気持ちを茨城から東京に持ってきたんだなというのが伝わりました。そして今回のゲストのKaigenのLIVEが始まった。シーケンスをあらかじめ組んだものをCDJで流すLIVEだったのだけど、自分で作ったオリジナルトラックなどを使いつつラップをするスタンスが凄い音としてかっこ良かったので良かった。実際にバックDJがこすっているわけでは無いが、スクラッチとか音とかけあいをするのがタイトだったな~!!次はFORBIDDEN PAINのLIVEだ。エレクトロでノイジーなサウンドを爆音で響かせるのは、ここに至るまでの経験があってこそなせるものなのだろう。途中ダンサンブルなビートを流してきたのはまさにLIVEというものを意識してだとおもう。凄い展開があって良かったとおもう。そしてTha SapienceのLIVEが始まった。序盤から攻撃的なフロウを絡めてきて、そこからの落ち着いたスリリングな展開が、また違った側面を見せてくれて良かったとおもう。隙間がうまいんだよな~ そしてSorarinoのLIVEが始まった。ムードのあるサウンドにタイトに絡ませてくる摩訶不思議なリリックとフロウが際立った。途中無音のところでアカペラでラップしたのが自分としてはツボだった。アカペラってラップのうまさが際立つので、独特なMCがやると凄いいいムードを作り出す。凄いかっこ良かった。そしてSorarinoのLIVEが終了したころに丁度終了時間の22:30になっていた事で今回はOPEN MICを行う事が出来ませんでした。全体を通してとにかくここまで自分の未熟さを思い知れる日は無いぐらい良い経験になった。来ていただいたお客さん、出演ARTISTのみなさん、そしてOVOスタッフの方々本当にありがとうございました。とにかくまた落ちるところまでいい意味で落ちました。それにしてもみんなかっこ良かったな~ 負ける訳にはいかないぜ!!!!!!!

Saturday, July 11, 2009

HELLO!!!

7月10日(金)渋谷PLUG で行われた術ノ穴 × PERVENIUM presents 『HELLO!!!』に遊びに行くのにPLUGの丁度裏にあるマクドナルドでFORBIDDEN PAINそしてIKOMADMUSIC★NEWSのIKOMAさんと待ち合わせをする事にした。そしたらあくの強い巨漢の男を発見!!キリコさんとdj oldfashionさんがミーティングをしていた。話しかけてこの間のNUANCEの話をし、私生活と作品製作についての話などを少し聞くことができて、イベント始まる前からかなり高揚してしまった。その後二人はリハに向かい!!その後すぐにFORBIDDEN PAINとIKOMAさんが現れた。そしてPLUG前に向かうといつもの事ながら人だかりが出来ていた。そこで以前NUANCEや術ノ穴のリリースパーティーなどで会った人などと再会できてテンションがかなり上がった。中に入るとsho/heiさんがUNKLEなどを流していて、前半から凄いムードが出ていた。そこからのLIVEの連続が充実していてDOTAMAは相変わらずのブチキレタ切れ味のあるフロウとパフォーマンスで「ジジイ、ババア」とか発狂していてかっこよかったし、ダースレイダーは初めて見たけれど、序盤からフリースタイルというのが開放的でよかったし、アクティブな気持ちをガンガン主張でぶつけるというのが凄いリアルだとおもった。キリコも相変わらずのかわいいアクションとユーモアが面白い中に、音楽シーンに対するハードなメッセージを飛ばすし、GEBOのLIVEではヒューマンビートボクサーのAFRAが飛び入り参加をし、ベース、ヒューマンビートボックス、スクラッチ、GEBOの倍速ラップのセッションは突発的で良かった。なのるなもないの完全に自分の世界に入り込んでいる表現力とメローでリズミカルなフロー、そしてDJ KOR-1のスキルフルなスクラッチには飛ばされた。そんな様々な刺激を得た後に、以前イベントに出演をさせていただいたキノ汁さんと合流!!LIVEの感想や音楽製作についてコミュニケーションを取れて良かった。この人はタフでラフでそしてハイテンションだ。以前術ノ穴のリリースパーティーでサイファーをやった良葉さんとも再会をして、フリースタイルが出来たし、Sorarinoさんとは音楽活動について色々と語れて、18日はお互い本気でLIVEでぶつけようという気持ちになれて良かった。そんなこんなで楽しい時間はあっという間に過ぎ去って、イベントが終了し外に出るとなのるなもないさんや、キリコさんそして、dj oldfashionさんなどがいたので、高揚してなのるなもないさんにフリースタイルをふっかけてしまった。そしたらなのるなもないさんがフリースタイルを返してくれてとてもうれしかった。フリースタイルでもこの人は独特で幻想的なムードを持っている。そこで希望とか愛とか平和とか凄いポジティブな世界観を聴くことができて、そこに自分が言葉を返せた事はとてもいい経験になりました。周りにスキルの高いラッパーがいっぱいいてその中にいればおのずとラップがうまくなるように、東京はチャンスがいっぱいあるのだ。最後に心からお礼を言ってPLUGを後にした。18日はいよいよ自分のオーガナイズのNUANCEだ。勢いと継続そして知識が付いてくればまだまだできるから頑張ろう!!

Sunday, July 05, 2009

BALOON

7月4日中野Heavy Sick Zeroで行われたBALOONというイベントに遊びに行って来ました。ここはこだわりというこだわりを感じさせる濃いメンツが連なる熱いオーガナイズなので、一度体験をしてからよく足を運ぶ場となったのだ。中に入りオーガナイザーのSorarinoに話しかけると、画家でDJ、トラックメイキングなどもやられているというT.CONTSUさんという方を紹介していただいた。熱いノリで行こうか~みたいな感じで、お決まりのフリースタイルを披露した。そうしたら向こうも返して来た。この人はラッパーでは無いがフリースタイルが好きみたいだ。それから自己表現について少し語った。頭の柔らかい人で話していてとても楽しかった。お金をかけて作品を作るという事に対する熱い思い。そして何よりもそれを楽しんでいるというのが印象的だった。フロアーでは自分を充足してくれる熱いLIVEが連なっていた。まずTha Sapienceは、相変わらずの燻し銀な存在感で、ラップの切れ目に緊張感を感じさせるフロウがDOPEだ。AZZURROは、ラップトップでエフェクターを駆使したコラージュで、心地よく曲を展開させる。現在流している曲からビートをサンプリングして、それを叩いたり凄いLIVE観が出ていた。obitはカオスパッドを使いながらのラッパーとの駆け引きが際立った。2MCのイルなフロウが前面に出ていた。Sorarino&須賀永志は、メルヘンチックなムードを出しながらも、曲と曲の間の無音の部分でオーガナイザーとしての立ち位置から、お客さんにコミュニティーの楽しさや、生きがいを主張するMCとしてのSorarinoの姿が印象的だった。MAKKENZは、ブースの裏とブース前で歌うLIVEを交互に繰り返し、独特の存在感を放っていた。黒い言葉の雨あられで、桜吹雪の映像とか合いそうなLIVEだった。PhaseOneのDJは、民族調なブレイクビーツや、ABSTRACTなどの選曲を展開させ、狂言のデジャにスクラッチを絡ます部分などが印象的だった。下のラウンジでは術ノ穴のクシマさんや、Shoheiさんなどの姿もあり、少し乾杯をしながらコミュニケーションが取れた。Tha Sapienceとの便所待ちフリースタイルも楽しかった(笑)とにかく自由に精神を開放して濃い刺激を沢山吸収して楽しみたいならBALOONは最高のイベントだ。今回も色々と充足させていただきました。この勢いで18日は良いオーガナイズとライブをやりたいと思う。