Sunday, November 30, 2008

キリコ『BLAST』RELEASE PARTY

11月29日 (土) 渋谷PLUG で行われたキリコ『BLAST』RELEASE PARTY に遊びに行って来ました。個性豊かなHIPHOPのLIVEが続くイベントで、まず狂気を兼ね備えた切れ味のあるフロウとパフォーマンスで客を圧倒するドタマ、バックDJのスクラッチもタイトにハマっていた。あるぱちかぶとは幻想的なMCで比喩表現などのパフォーマンスからムードを作り出していた。オロカモノポテチの裏表のある言葉は聴き取りやすくストレートだった。そしてMETEOR(Da.Me.Record)のLIVEを最前列で見ていた自分は、コミュニケーションをするエンターテイメント性の中に強いサバイバル意識を持ったMETEORにMICでこう言われた「お前つまんなそうな顔して見てるけど名前は?」突発的に感情的にそして譲れないものを自分の中に感じた。そして207と名乗りフロアーからフリースタイルをした。METEORはステージに上がれと言った。「207と言ったら207と言えと言われた。」向こうが207と言ったらそこから自分には譲れないものがあるという事を前面にライミングして繋げた。METEORが自分がステージから降りるまでに言っていた言葉に「努力してやって来たんだ」そんなニュアンスを感じた。俺はバカだけどこれからだそういう気持ちでステージを降りた。Haiiro de rossi は凄いクールだ。イントロからジャジーなムードで外人みたいな訛りのあるラップで、そこに愛のあるメッセージがあったのにはやられた。最後の「キリコハッピーバースデー」その言葉もまさにクールだった。YARMAはレゲエ色の強いLIVEで、ハードでリズミカルな歌いまわしでガンガングルーブを作り上げていた。オコジョnow+バルーンTHE200 +生中はローカルな匂いのあるLIVEで、オコジョの全裸にはエンターテイメント性が過激すぎて笑えたけどちょっと引いた。そして今回の主役のキリコだが、批評をラップにしたりする独自性のあるスタイルを「ブラストが読みたいよ」と書かれた紙をお客さんに見せながらかわいい声などでアクションをつけて歌ったり、曲と曲の間にShing02、BOSSのフレーズをパクってラップしたりするスタイルに、オリジナリティーに対するこだわりとHIPHOP好きな気持ちを前面に感じた。DJ DUCT は今回アナログのターンテーブル二台にエフェクターを使ったプレイで、エフェクターをかけ縦フェイダーで音を抜き、タイトにカットしたり、MCのLIVEでジョグダイヤルを回転させたりして味付けをしていた。最後はオープンマイクがあり、自分も参加させていただきました。イベントの楽しさとエゴ、そして愛やユーモアが入り混じるハードな空間でやらせていただいた事はとてもいい経験になりました。個性豊かで過激なエンターテイメントが連なる濃い一夜でした。

Saturday, November 22, 2008

kanina

11月22日渋谷DESEOでまたkaninaのLIVEを見て来ました。今回はライブオーディションで、LIVEの前後に司会が参加ARTISTの紹介や、トークなどをしながら進行する展開だった。目の前のステージを映像を映すスクリーンの幕で覆い、お客さんの演奏を見る視界を塞ぐという変なライブだった。幕の横から覗いてみると本気のパフォーマンスでギターを弾く天野賢太郎が存在したのがおもしろかった。演奏って色々な角度から楽しめるもので、自由な表現を見せていきたいという表現者のこだわりみたいなものを感じた。毎回同じでは無く様々な試みがあるっていい事だとおもいました。

Sunday, November 16, 2008

KAIKOO meets REVOLUTION

11月16日 LIQUIDROOM で行われたKAIKOO meets REVOLUTION-邂逅革命的創造物解放記念祭-に遊びに行って来ました。LIQUIDROOMに入って開演まで少し時間があったので、NUANCEで一緒に活動をしているFORBIDDEN PAINさんと中にあるカフェで少し話した。DUBをBGMに聞きながら心地よい時間を過ごしてからKINGROOMに向かう。そこは四面体の二つの辺にDJとBANDのステージがあり、時間の経過とともにお客さんの視覚の角度を変えてそれぞれが交互に進行する空間だった。序盤にA Band ApartのLIVEを見た。凄い息が合っていてリズミカルな演奏だった。ロック色を感じる曲やファンキーな曲もあり、一つの固まったスタイルではなかったのが印象的だ。後OI-SKALL MATES は陽気で軽快なグルーブのスカで明るい、TURTLEISLANDは人数も多く太鼓、笛、ボーカルなどの相乗効果でまるでお祭り騒ぎだ。そんな中にも訴えかけるフリーなメッセージがあったのでそこがサウンドとマッチしていてよかった。DJ BAKUのプレイはひさびさに見たけど相変わらず生はおもしろい。四つ打ちからダブステップ、HIPHOPやブレイクビーツなどをジャンルをまたいでいるにも関わらず違和感なくカットしたり、ミックスをしたりする。エフェクターの使い方も凄い。部分的に残響させたり、歪ませてひっぱってくる。ウワモノのスクラッチやレコードの一部分の音をタイトにコラージュしたりピッチを変えたり、無音の空間を作ったりする。もの凄い才能のあるDJだと改めておもいました。かなり雑食なイベントで色々と味わえました。

Sunday, November 09, 2008

時は確実に今の自分という存在に向かっている。過去の自分の行動が今の自分に向かっているという考え方からそうおもっている。だって進んでいて止まらない世界が確かにここに実在するからだ。これはあくまで主観での話しだ。他の人も含めたらもっと複雑になってくる。時は必ずしも同じ方向には向かってはいないのだ。出合って別れるそれが自然体の人間なのだ。自分を持っているというのはそういう事なのだろう。それぞれの向かう先が目的だとすれば競争社会という現実に生きているって実感できます。だだ焦り走っている生活の横目に見るものを忘れてはいけない。そう時は必ずしも同じ方向には向かってはいないその事を忘れてはいけないのだとおもう。

Sunday, November 02, 2008

時を越えて!!

最近友達に自転車を売ってもらって駅までの時間が凄い短くなった。目的地までの時間が短くなるっていう事はパターン化された生活の中ではまるで時を越えている気分になる。流れるような走行で一日の始まりと終わりがスムーズに展開する。自分で流れる自然な気持ち良さっていいっておもいました。時を越えるって気持ちのいい事なのですね。それが自動的では無く自分でサドルをこぐ事は自然な流れなのだとおもう。自然な流れで早く心地よく素晴らしいです。電車などで運んでくれるのはとてもリラックスできますが、進んでいるのを忘れている自分がいる。進んでいるという気持ちになるのは大抵自分でサドルをこいだり歩いたりしている時だ。目的地までの距離や現在地そして方角なども感覚としてあるからこそ実感できるのだろう。