Sunday, March 01, 2009

Baloon

2月28日IKOMADMUSIC★NEWSのIKOMAさんと中野の駅で合流をしてからHeavysick Zeroで行われたBaloonというイベントに遊びに行って来ました。エントランスのところからDJ DUCTの音が流れている事に気づき高まる気持ちとともに下のラウンジへと降りた。そこでアナログを回していたのはYAMAさんというDJ の人で、その人が心地よくMIXするDJ KRUSHなどイベントのカラーに溶け合う選曲を聴きながら、ソファーでIKOMAさんの書いたリリックを見せていただいた。比喩表現の世界観から日常生活をイメージできておもしろかった。それから上のフロアーに行ってみると二人組みの人と目が合い話しかけた。そうしたらMC、トラックメイカーの二人組みだった。テンション高まってフリースタイルをふっかけてしまった。MCのほうの人が返してくれてうれしかった。知らない人と音楽の話とか色々できるからCLUBはおもしろい。そんなノリでいるうちにLIVEが始まった。obitは粘着性のあるぶちキレたフロウをエレクトロサウンドにのせる二人組みのラッパーに、横に一人トラックメイカーがラップトップにカオスパッドを使用した味付けを施すサイケな色が前面に出たライブだった。次に見たtokishirazは、凄い歯切れのいいフロウで、音として聴いてしまうようなラップがハーコーに前に出ていた。2MC二人ともスタイルが似ていて声質が違う事でうまく絡んでいた。そして次回3月21日NUANCEに出演していただく予定のTha SapienceさんのLIVEが始まった。声の通りが凄く良くリリックを聴かせてくれるLIVEだ。「過去のノスタルジー 未来へのガイダンス」このフレーズが生だからこそ響き渡る。心を打つメッセージを目の前で聴けて感動しました。希望という抽象を闇から見せてくれる熱い音楽だと感じました。その後HIMURO YOSHITERUのライブが始まった。この人のライブは音がめまぐるしく入れ替わる。そのところどころの隙間の作り方がうまいのだ。ダンスミュージック的な勢いを作り出す入れ替わりのエレクトロサウンドだ。確かに音の快楽がそこにあった。フロアの盛り上がりも熱かった。その後Sapienceさんを探しに下の階へ降りる。階段のところで目の前からDEMOを差し出しながらどうやらわかっていたらしいむこうから話しかけてくれたのがうれしかった。NUANCE宜しくお願いします。そんな気持ちからフリースタイルをふっかけた。隣にいたヒューマンビートボクサーのたかよしさんなんと自分と同じ名前(笑)のビートでガンガン主張をぶつけているうちに、8th wonderのFakeさんが混ざってきてくれた。高速でライミングをするスキルフルなフリースタイルをかましてくれて、凄いいい刺激になりました。Sapienceさんのフリースタイルはライミングや歯切れの良さもところどころありつつも、メッセージ性を重要視したものでこちらもいい刺激になりました。そこでしか生まれないNUANCEがあるからこそおもしろい。それからXLIIさんという外国人のMCの人を紹介していただき、アナログをいただいて凄いうれしかった。その後はChiyoriという女性シンガーのライブを途中から少し見た。深く染み渡る哀愁がフロアーに陽気に響きわたっていた。その後また下に降りてそこで少し過ごしてから、上に上がるとフロアーの前のドアのところでSapienceさん達がサイファーをやっていたので、立ち止まってまた参加させていただいた。Sapienceさんはポリティカルな言葉をフリースタイルでぶつけていた。Fakeさんの高速ライミングにはまた度肝を抜かれた。ただここで引き下がるわけにはいかないし、俺には俺の持ち味がある。俺がHIPHOPをやって来たルーツや意気込みをフリースタイルでぶつけた。その後CONTROL LABの話を少しできた事や、興味深い意見を聴かせていただけて良かった。そうしてフロアーでは志人がライブをしていた。途中から聴いたが、完全に役になりきっているステージングには心からうったえかけるものがありました。その後は、ONOやデジャなどの音源をフロアーで聴きながらまたフリースタイル(笑)最高に楽しいイベントでした。名刺やフライヤーまきながら大切なものを見失ってはいけないそんな気持ちでいっぱいです。そして止まらず進む現実だけが先に用意されているだけです。

0 Comments:

Post a Comment

<< Home