Wednesday, March 19, 2008

心と物質

207です。心と物質は密接なものだと感じています。合理的になればなるほどに心を失っていくという事を悲しくおもっているうちにそう感じました。そもそも何かを作る事において物質(素材)を使うというのは当然の事だと考えています。素材を組み合わせてそこに人間の意志から手を加えて作品というものは完成をしていくものだと思います。便利になればなるほどに周囲には素材がたくさん転がっています。そこに心を込めた時点でそれが生きているもののように感じてくるような事を味わった事があります。つまりそれを失った時点で人は深い悲しみをうけるのです。今自分が使っているものがいかに大切なものかそこで気付くのです。小さい頃に親に買ってもらったお気に入りのおもちゃを無くした時の純粋な気持ちと何か似ている部分があります。今の時代において人間は心を何か物質に込めるという作業を無意識のうちにおこなっているのではないでしょうか?デジタルも発達しメモリーの中におもいをしまう事も簡単にできてしまう時代に、心はいろいろなところに表れているのだと思います。大切なものに心から気持ちを込めていき、それを大切に思う事って最高です。そうすれば自然と自分の心が表れてくるのではないかと思います。

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